UiPath IDPは、PDFや各種帳票、請求書、スキャン文書などの非構造化文書を、業務で活用できる構造化データへ変換するインテリジェントドキュメント処理(IDP)サービスです。文書処理エンジン「Document Understanding」を中核に、デジタル化・分類・抽出・検証までを自動化します。
この記事では、UiPath IDPの機能概要から仕様、料金、セミナー・会社情報まで、導入検討に必要な情報をまとめてご紹介します。
請求書やフォームなどの定型・半構造化文書から、契約書やメールといった非構造化文書までを、AIで読み取り構造化データへ変換し、そのまま業務システムへ連携できる文書処理サービスです。
OCR・NLP・コンピュータービジョン・機械学習に加え、生成AI(GenAI)や大規模言語モデル(LLM)を活用。文書のデジタル化・分類・抽出・検証(バリデーション)を自動化し、UiPathのRPA/自動化プラットフォームと連携させることで、読み取りから後続処理までを一気通貫で自動化します。
UiPath IDPは、文書のデジタル化・分類・情報抽出・検証という4つの工程を自動化します。
抽出したデータはUiPathのRPAや業務システムへ連携できるため、文書の読み取りで終わらず、その後の入力・照合・処理までを含めて自動化。請求書処理や保険金請求、ローン審査など、大量・定型の文書業務における転記ミスや見落としの防止と、処理時間の削減につながります。
事前学習済みのLLMや独自モデルを文書の種類に合わせてカスタマイズでき、生成AIを組み合わせることで、レイアウトが不揃いな文書からも必要な項目を抽出しやすくなります。
抽出結果は人による検証(Human in the Loop)を挟んでから業務システムへ反映できるため、精度を担保しながら運用が可能。ユーザーのフィードバックを取り込み、モデルを継続的に改善できる点も特徴です。
請求書・注文書などの定型・半構造化文書を大量に処理し、抽出後の入力・照合までRPAで自動化したい企業に適したサービスです。デジタル化から検証までを一気通貫で扱えるため、バックオフィスの文書業務を効率化したい企業に向いています。
すでにUiPathのRPA・自動化プラットフォームを導入している、あるいはこれから業務全体の自動化を進めたい企業であれば、文書処理を既存の自動化フローに組み込みやすく、投資対効果を高めやすくなります。
インテリジェントドキュメント処理は業界を問わず使える一方、文書の種類や抽出項目、連携先システムは部門ごとに大きく異なります。重要なのは「自部門の文書処理のボトルネックを解消できるか」。
本メディアでは、法務・経理・調達といった部門別におすすめの製品を調査。現場だけでなく経営に与えるメリットまで紹介しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応文書 |
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| 対応ファイル形式 | PDF・PNG・JPG/JPEG・TIFF/TIF等 ※1ファイル最大160MB/1文書あたり最大500ページ |
| 処理機能 |
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| 出力形式 | 抽出データをRPA・業務システムへ連携/エクスポート(詳細は公式HPに記載なし) |
| 導入形態 |
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| セキュリティ | 公式HPに記載なし(クラウド/オンプレミスの構成に応じた運用が可能) |
| 多言語対応 | 多言語のドキュメント処理に対応 |
| 連携 | UiPathのRPA・自動化プラットフォームと連携 |
UiPath IDPが対応する主な仕様は上記の通りです。詳細な処理数や連携先については、公式ページからお問い合わせください。
| 初期費用 | 公式HPに記載なし(要お問い合わせ) |
|---|---|
| ライセンス | ベーシック/スタンダード/エンタープライズの3種類。 ベーシックは月額25ドル。エンタープライズは中規模〜大規模企業向けで、処理量に応じた従量制。 利用規模や必要な機能によって料金が異なるため、具体的な料金は個別のお問い合わせが必須。 |
料金は利用規模やプランによって異なります。具体的なプラン内容や費用は公式サイトよりご相談ください。
UiPath IDPは、PDFや各種帳票などの多様な文書を、AI・生成AIで構造化データへ変換する文書処理サービスです。デジタル化・分類・抽出・検証を自動化し、人手による転記や仕分けの負担を軽減します。
抽出したデータをUiPathのRPAや業務システムへ連携できるため、文書の読み取りで完結せず後続の入力・照合・処理まで含めて自動化し、処理時間とコストを削減することが可能。すでに自動化を進めている企業であれば、文書処理を既存フローに組み込み、投資対効果を高めやすくなります。
| 会社名 | UiPath株式会社(アメリカUiPath社の日本法人) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング7F |
| 設立 | 2005年 |
| 電話番号 | 03-6772-8098 |
| 公式HP | https://www.uipath.com/ja |
ここでは、法務・経理・調達それぞれの部門向けにおすすめのインテリジェントドキュメント処理ツールをご紹介。日本法人を持つメーカーの中から、各部門の文書処理に活用しやすい製品を調査しました。
過去の契約書をナレッジとして活用できておらず、毎回ゼロからレビューしている
PDFを条項・金額などの項目単位で構造化データに変換し、標準的なOCRの枠を超えて文脈を正しく理解。全文を人がレビューするやり方から「AIが絞り込み→人が最終判断」のフローへ切り替え、工数を削減可能。
データは外部AIの学習に使われる心配がなく、専用ナレッジに蓄積。自社データだけを対象に、AIが全契約を横断照合し、「違約金が相場より高い」などのリスクを自動特定。1件ずつ開いて確認する作業がなくなる。
月末・期末に処理が集中し、担当者の残業が常態化している
日本語の請求書に対応した事前学習済みAIモデルを搭載しており、テンプレート設定やAIの個別トレーニングは不要。導入直後から活用しやすく、請求書が集中する月末・期末でもスムーズに処理。
RPAツールやSAP・OracleなどERPとの連携機能を標準搭載。連携環境を一から構築する負担を抑えながら、抽出した請求書データを社内システムへそのまま自動登録できる。
品番や備考欄の特殊条件が書類によって異なり、人が読み解く手間が発生している
独自開発AIにより「この位置に品番がある」といった固定パターンに依存せず、帳票内の品番や特殊条件などを抽出。取引先ごとに形式が異なる書類でも、項目の位置や表記ゆれに対応しやすい。
レイアウトをテンプレートなしで視覚的に理解できるコンピュータビジョンにより、新しい帳票でも再学習・調整なしで処理を開始。サプライヤーが増えるたびに設定をやり直す運用負荷を軽減。