LINE WORKS PaperOnは、紙の帳票やFAX、手書き文書などをAI-OCRと生成AIの組み合わせでデータ化し、後続の業務システムへの連携までを一気通貫で自動化するインテリジェントドキュメント処理(IDP)サービスです。
この記事では、LINE WORKS PaperOnの機能概要から仕様、料金、会社情報まで、導入検討に必要な情報をまとめてご紹介します。
LINE WORKS PaperOnは、現場で発生する紙の書類を、スマホ撮影やFAX・メール経由で取り込み、読み取りから修正・変換・データ連携まで1つのサービスで完結させる文書処理自動化ソリューションです。
2024年に国際的な文書解析コンペティション(ICDAR、ECCV)で計6分野No.1を獲得した読み取りエンジンを搭載し、手書き文字やFAXのかすれた文字、訂正印のある書類も認識。2026年4月のアップデートでは、AI-OCRと生成AIを組み合わせた「AIおまかせモデル」(スタンダードプラン、アドバンストプランのみ)が追加され、取引先ごとにレイアウトが異なる非定型帳票にも対応できるようになりました。
製造現場や建設現場、配送先など、PCやスキャナーが使いにくい環境でも、スマートフォンで撮影してアップロードするだけで文書をデータ化できます。FAXや複合機からのメール転送にも対応しており、受け取りからデータ化までの導線を現場に合わせて柔軟に設計できる点が特長です。
従来のAI-OCRではバックオフィスのPCからアップロードする運用が中心でしたが、PaperOnでは書類が発生する現場からリアルタイムにデータ化が可能。紙の書類をオフィスへ持ち帰る手間やタイムラグを削減し、処理の即時性を高めます。
定型帳票向けの「Template OCR」や全文認識の「General OCR」に加え、請求書・注文書・レシートなど帳票種類ごとの特化型モデルを搭載。さらに「AIおまかせモデル」では、生成AIがレイアウトの異なる非定型帳票の構造を理解し、項目を自動で抽出します。
読み取り後の修正工程では、過去の修正履歴をもとにした自動提案やマスターデータ連携による表記揺れの自動補正も可能。人による確認作業の負担を軽減し、データ品質を維持しやすい仕組みが整っています。
製造日報や検査表、注文書など、現場で発生する紙帳票のデータ化と後続処理を一元化したい企業に適したサービスです。スマホ撮影・FAX・メールなど多様な取り込み手段に対応しているため、PCやスキャナーの設置が難しい製造・建設・物流の現場でもスムーズに導入できます。
また、手書き文字やフォーマットが統一されていない非定型帳票を多く扱う受発注部門にもフィットします。取引先ごとにレイアウトが異なる注文書や納品書を、テンプレート登録なしで読み取れる「AIおまかせモデル」により、帳票の種類が多い業務でも運用しやすい設計です。
インテリジェントドキュメント処理は業界を問わず使える一方、文書の種類や抽出項目、連携先システムは部門ごとに大きく異なります。重要なのは「自部門の文書処理のボトルネックを解消できるか」。
本メディアでは、法務・経理・調達といった部門別におすすめの製品を調査。現場だけでなく経営に与えるメリットまで紹介しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応文書 |
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| 対応ファイル形式 | PDF・画像(JPEG、PNG等)・FAX受信データ |
| 処理機能 |
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| 出力形式 | CSV・Excel |
| 導入形態 |
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| セキュリティ |
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| 多言語対応 | 公式HPに記載なし |
| 連携 | API連携、LINE WORKS(Drive・チャット)連携、FAX・複合機・メール連携、CSV/Excel出力による基幹システム・会計システム等との連携 |
LINE WORKS PaperOnが対応する主な仕様は上記の通りです。詳細な処理精度や連携先については、公式ページからお問い合わせください。
| 初期費用 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 月額費用 | ライトプラン:33,000円(年額契約)/39,600円(月額契約) 読み取り800回/月 スタンダードプラン:55,000円(年額契約)/66,000円(月額契約) 読み取り2,000回/月 アドバンストプラン:110,000円(年額契約)/132,000円(月額契約) 読み取り5,000回/月 ※非定型帳票対応の「AIおまかせモデル」はスタンダード以上で利用可能。 |
30日間の無料トライアルが用意されています。オプションで読み取り回数の追加やPaperOn Drive(2TB)の追加も可能です。具体的なプラン選定は、公式サイトよりご相談ください。
LINE WORKS PaperOnは、AI-OCRと生成AIを組み合わせた文書処理自動化ソリューションです。スマホ撮影やFAX・メール経由での取り込みに対応しており、書類が発生する現場から直接データ化を始められるため、紙を持ち帰る手間やタイムラグが発生しません。
読み取りから修正・変換・データ連携まで1つのサービスで完結する設計により、複数ツールを組み合わせる運用と比べて管理負荷を抑えられます。初期費用0円・月額30,000円からのプラン体系で、まずは特定部門の帳票処理から小さく始め、段階的に対象業務を広げていく導入にも対応しやすいサービスです。
| 会社名 | LINE WORKS株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー23F |
| 電話番号 | 公式HPに記載なし |
| 公式HP | https://line-works.com/paperon/ |
ここでは、法務・経理・調達それぞれの部門向けにおすすめのインテリジェントドキュメント処理ツールをご紹介。日本法人を持つメーカーの中から、各部門の文書処理に活用しやすい製品を調査しました。
過去の契約書をナレッジとして活用できておらず、毎回ゼロからレビューしている
PDFを条項・金額などの項目単位で構造化データに変換し、標準的なOCRの枠を超えて文脈を正しく理解。全文を人がレビューするやり方から「AIが絞り込み→人が最終判断」のフローへ切り替え、工数を削減可能。
データは外部AIの学習に使われる心配がなく、専用ナレッジに蓄積。自社データだけを対象に、AIが全契約を横断照合し、「違約金が相場より高い」などのリスクを自動特定。1件ずつ開いて確認する作業がなくなる。
月末・期末に処理が集中し、担当者の残業が常態化している
日本語の請求書に対応した事前学習済みAIモデルを搭載しており、テンプレート設定やAIの個別トレーニングは不要。導入直後から活用しやすく、請求書が集中する月末・期末でもスムーズに処理。
RPAツールやSAP・OracleなどERPとの連携機能を標準搭載。連携環境を一から構築する負担を抑えながら、抽出した請求書データを社内システムへそのまま自動登録できる。
品番や備考欄の特殊条件が書類によって異なり、人が読み解く手間が発生している
独自開発AIにより「この位置に品番がある」といった固定パターンに依存せず、帳票内の品番や特殊条件などを抽出。取引先ごとに形式が異なる書類でも、項目の位置や表記ゆれに対応しやすい。
レイアウトをテンプレートなしで視覚的に理解できるコンピュータビジョンにより、新しい帳票でも再学習・調整なしで処理を開始。サプライヤーが増えるたびに設定をやり直す運用負荷を軽減。